ふたりブログ

毎回とあるテーマでつづります

週末のおしゃべり

テーマ【再開】


今ほど、このブログをやっている相方と2時間ほど電話をした。そこで話したことの一部を、忘れないうちにメモしてみた。

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最近は情報に距離的な差を意識することがなくなり、人々は等しく情報にアクセスすることができる。元々新聞やテレビといったメディアはあったが、ネットやスマホSNSなどによってその差が急速に縮まってきた。

そんな中思うのは、人々がひとつの情報や分かりやすい情報に集中する傾向になってきていないかということ。ひとつの情報に集まることで、物事を一面的な見方で捉えてしまいがちになる。分かりやすい情報に集まることで、物事が単純化される過程でそぎ落とされたものが隠れてしまいがちになる。それが良いことだとか悪いことだとかを言っているわけではない。今の世の中にはそのような特長があるのかなと。インスタグラムは、その一例だと思う。視覚的に訴えかけて分かりやすく、何百万人のフォロワーを持つ方たちの動向には注目が集まる。

一方で、分かりやすいことに飛びついた結果、知らず知らずに周りに流されて大衆迎合主義に陥ってしまう可能性は否定できない。(その例は各々あるだろうが、主観的な側面が多く含まれるため、ここでは触れません。)そうならないように、得た情報をそのまま見るのではなく、俯瞰したり、掘り下げたり、他と比較したりする。多面的な物の見方を身につけ、捉えた情報を元に自分の頭で考え、納得したうえでの行動というのは意識している。

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この後も長々と語り合った。一連の話をまとめると、「認知・判断・実行」の心がけが、膨大な情報に接する現代社会において必要な三要素であると私は思う。そういえば似たような言葉を自動車教習所で習った気がする*1。ついでなので車にかけて一言付け加えると、「認知・判断・実行」の各能力を高めていくためには、常日頃からインプットとアウトプットの両車輪を回していくことが欠かせない。


2020.04.19 T.Y.