ふたりブログ

毎回とあるテーマでつづります

大野市の醤油カツ丼

 テーマ【醤油】

 

ちょうど2月の三連休に福井へ旅行をした。福井県大野市は水道水のおいしい町で*1、その良質な水を生かした老舗の酒蔵や醤油屋が今でも続いている。そんな大野市発祥のB級グルメに「醤油カツ丼」というものがあった。福井のB級グルメソースカツ丼があるが、「醤油カツ丼」はそこから派生したものと考えていいだろう。カツ丼にしてはあっさりしてて、合わせて注文したとろろ蕎麦との相性もよくて美味であった。
一方で、「醤油カツ丼」の認知度はどれほどのものだろうか。レシピ元となったソースカツ丼ですら、福井名物として世間の市民権を得ているのかなんとも言えない。大野市は他にも「とんちゃん」というホルモン焼きも押していたが、地方を旅行してて思うのはこのようなB級グルメ、それとゆるキャラの多さである。きっと観光を盛り上げるためには欠かせなくなってきているのだろう。
話は変わるが、コインチェックで起きた仮想通貨流出からちょうど1ヶ月が経つ。この騒動の少しまえから仮想通貨界隈が騒がしくなってきたので、一冊の本を手に取っていたのだが、その作者がコインチェックの人だったのが興味深かった。本の中で「ビットコインは金(ゴールド)とよく似た資産」と書いてあったが、仮想通貨と言いながら通貨の体裁をなしていない今の状況では、バブルと揶揄されても仕方ない。友人は「人類史上最大の現金つかみ取り大会」と言っていたが、これはこれでなかなか的を射た表現だと思う。私自身、今は傍観している。
どのみち、この世の中は新しいものを次々と生み出し続けていかないといけないみたいだ。その意味では、隔週日曜でふたりが1本ずつ投稿しているこのブログについて、今回は更新を1週間飛ばしてしまった。私がノロウイルスにかかって、書く気力が失せてしまったからである。質の向上はもちろんだが、それ以前に更新そのものは最低限サボってはいけないと、この1週間で強く痛感した。自分の考えをカタチに残すことは、今の難しい世界でこれから生き残っていくのに必要な訓練になるはず。発信を続けることをやめてはいけない。

 

2018.02.25 T.Y.

次回はテーマ【牡蠣】