ふたりブログ

毎回とあるテーマでつづります

風呂事情

テーマ【風呂】

 

初めてひとり旅をしたのは20歳の頃だった。イギリスへ4週間、その後間髪を入れずに沖縄へ2週間旅行に行った。当時は実家暮らしだったので、家に帰れば食事が用意されていて、そしてお風呂には常にお湯が張られていた。学生の貧乏旅行であったため、宿は相部屋かつ風呂トイレ共同のユースホステルばかりに泊まっていたのだが、そこには浴槽などない。6週間ですっかり慣れてしまった自分は、家に帰ってきても入浴はシャワーのみで済ますようになった。
それでもお風呂に入るのは好きである。特に汗をかいたらやっぱり湯船に浸かりたい。週に1〜2回は運動してから帰宅するのだが、真っ先に浴槽のお湯を溜めに行く。お湯張りが完了したらそこへ防水テレビを持っていき、録画した番組を観ながらだらだらと1時間くらい入っている。湯上りは非常にリラックスした状態になるし、こういう時に日本人でよかったなあとしみじみ思う。
また、登山のあとはよく銭湯や温泉に寄る。出来れば温泉の方がよい。六甲山を登った時は、むしろ下山後の有馬温泉がお目当てみたいなものだった。登山が出来て温泉もあるような場所は水も綺麗なので、そば処であることが多い。登山をして、温泉に浸かって、そばを食べて帰る。自分にとってはまさに至福のひとときである。これまで日本各地の温泉地はそこそこ回ってきたし、是非とも勧めたい場所を紹介してもいいのだが、温泉だけに、熱が入って長々と書いてしまいそうなので、また次の機会に。

2018.01.21 T.Y.

次回はテーマ【ストーブ】