白雲なびく駿河台

テーマ【明治】

「白雲なびく駿河台」の話をする。私はかつてここの学生だった。
毎年正月にやっている大学駅伝にも出ているから知名度は全国区だと自負している。最近は高校生に人気があるみたいで、とある調べによると「生徒に人気の大学」で３年連続トップらしい。
「最難関でなく自分も手が届くと考える受験生が多い、大学の立ち位置の影響が大きい」という意見には大いに賛同するが、それに加えて大学の営業部門が全国を行脚してアピールしていることも大きな要因だと思う。一方で、私自身卒業して最初に赴任した先の地方の工場では大学名を伝えても「どこけ？」と聞かれてしまった。おなじみフクロウの公式キャラクターには広告塔としてもうちょっと頑張ってもらいたい。
イメージカラーは紫紺、在学中しか目にしたことのない色だなとつくづく思う。キャンパスと言ってもビル１棟なので、奇数階にしか止まらないエレベーター６台と、たった１台のエスカレーターを駆使して各教室に向かうのがなんとも滑稽。そのキャンパスの男子トイレには、ラグビー部のモットーでもある「前へ」の張り紙があり、清潔に一役買っていたりもする。
さて、「白雲なびく駿河台」というのは校歌の歌い出しのことである。飲み会の二次会でカラオケに行ったら、最後に校歌を合唱するのがお決まりだった。
ちなみに、この週末は立教大学に２連勝して六大学野球で首位をキープしている。このまま突き進んで、通算40回目の優勝を掴み取った暁には、キャンパスの前で校歌を熱唱していただき、華を添えてほしい。

*下記引用（2017年09月30日閲覧）
http://toyokeizai.net/articles/-/179474

2017.10.01 T.Y.
 

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